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パレートの法則とは ブランドロイヤリティとの関係性

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パレートの法則とは

パレートの法則とは、イタリアの経済学者ヴィルフレト・パレートが提唱した法則です。 パレートの法則を経済活動に当てはめると、下記の法則が有名です。 「2割の優良顧客は全体の売り上げの8割を占めている」

この記事ではパレートの法則(2:8の法則)と顧客ロイヤリティに焦点を当てて考えてみたいと思います。

1:5の法則とは

1:5法則とは集客コストのことを指します。新規顧客は既存顧客より集客コストが5倍かかると言われています。また、新規顧客と優良顧客を比較するとその差はさらに大きいものとなるでしょう。 利益率に関しても新規顧客と優良顧客は圧倒的な差になります。顧客ロイヤリティを高める事の重要性がよくわかります。

顧客ロイヤリティを高める3つのメリット

1.リピート率の向上
ブランドロイヤルティが高まると、競合商品・サービスがあってもそれを検討することなく、愛着をもったブランドを選択してくれるようになるため、リピート率が向上します。それにより、一定の安定した収入も得られるようになります。

2.顧客単価の上昇
顧客がブランドに愛着をもつと、そのブランドの他商品・他サービスについても自ら進んでチェックをして購入してくれるようになります。その結果、さまざまな商品・サービスをまとめて選択することによる顧客単価の上昇が期待できます。

3.コストの削減
ブランドロイヤルティが高まるにつれてリピーターが増加し、顧客自らが積極的にSNSなどを使って商品・サービスの情報を発信する口コミ効果が向上します。そうなることで、広告宣伝費のコストを削減できるようになります。

関連記事:ブランドロイヤルティとは ブランドを愛するリピーターを増やす

優良顧客とのコミュニケーション強化

パレートの法則は企業が売上を伸ばしていく上で、重要な基礎です。 ほとんどの企業では、2割の優良顧客の売り上げが全体の8割を占めています。 つまり優良顧客のロイヤリティを高める事こそ企業の成長に繋がるということです。

ではどのようにして優良顧客とのロイヤリティを高めることができるでしょうか。 1つはコミュニケーションの強化です。昨今ではMA(マーケティングオートメーション)を使って 優良顧客の興味関心を把握することができます。優良顧客の興味関心を分析することは コミュニケーションを円滑に進める上で欠かせないものとなります。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。

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