コンテンツSEOとは？ メリット・デメリットと具体的なやり方を解説

コンテンツSEOとは高品質なコンテンツを作り、検索エンジンからの評価を高めて検索結果の上位に表示させる手法です。

しかし、「コンテンツSEOという言葉はよく聞くけど、具体的にどうやるの？」「どんなメリットがあるの？」など、気になることやわからないことも多いでしょう。

本記事では、コンテンツSEOの基本概念やそのメリット・デメリットなどに加え、具体的な実施方法についても解説します。

また、ブラックハットSEOの衰退やユーザー中心の検索エンジンアルゴリズムの進化、集客方法として広告に依存しない魅力なども含めて紹介します。

自社のコンテンツSEOを検討中の方、広告費用がかさんで困っている方にも役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

コンテンツSEOとは、SEO（Search Engine Optimization：検索エンジン最適化）対策の一種で、良質なコンテンツを作り続けることでYahoo!やGoogle、Baiduなどの検索エンジンによる集客を狙う手法です。

コンテンツSEOを実践する際は、キーワード選定や文章の構成、情報の網羅性、ユーザーにとって有益な情報提供などが重要です。
Webマーケティングにおける最も重要な施策の一つとして、サイトの訪問者数を増やし、結果的にビジネスの成長や収益向上を図ることができます。
コンテンツSEOは難易度が高いと思われがちですが、正しく理解して、正しい手順で継続するとサイトの資産を作ることができます。

コンテンツSEOが注目されている理由は主に3つです。

・ブラックハットSEO衰退の歴史
・ユーザー中心の検索エンジンにおけるアルゴリズムの進化
・広告に依存しない集客方法の再評価

それでは、これらについて順番に解説していきます。

●ブラックハットSEO衰退の歴史
コンテンツSEOが注目されている理由の一つに、ブラックハットSEOの衰退があります。
ブラックハットSEOというのは、検索エンジンのアルゴリズムを不正に操作して順位を上げる手法のことです。
2010年頃まではブラックハットSEOが主流となっていて、コンテンツの良し悪しよりも被リンクの獲得（自作自演リンク）が検索結果の上位表示で7〜8割のウエイトを占める時代がありました。
その後、2011年2月にパンダアップデートが実施され、低品質なコンテンツは上位に表示されることが減り、現在はユーザーに有益なコンテンツが上位表示されるようになっています。
また、2012年4月のペンギンアップデートでは、自作自演による被リンク獲得などの過剰最適化されたページにペナルティが課されるようになりました。
現在はペンギンアップデート4.0となって自動更新され、低品質なコンテンツやルールに違反して検索上位表示することを一切認めない顧客ファーストなGoogleの姿勢が伺えます。
つまり、検索エンジンが「楽してアクセスを集める手法」を見抜き、ブラックハットSEOに重大なペナルティを課すようになったため、次第に効果を失いました。

ブラックハットSEOは現代においてデメリットしかないと言っても過言ではありません。

ブラックハットSEOの具体例としては、以下のようなものがあります。

・キーワードの過剰埋め込み
・隠しテキストや隠しリンク
・質の低いコンテンツの大量生成
・他サイトからの無断コピーコンテンツ
・リンクファーム（大量のWebページ同士で相互リンク）の利用
・有料リンクの購入

これらを実施するメリットは一切なく、例え一部のぺージでもブラックハットSEOを行うと、サイト全体の評価が落とされてアクセス数が減るリスクさえあります。
また、意図せずにブラックハットSEOを行っている企業も多々見受けられるため、専門家のアドバイスも参考に取り入れましょう。
参考：Google 検索が、高品質なサイトをよりよく評価するようになりました （パンダアップデート）｜Google検索セントラル
参考：ペンギンアップデートとは？導入された背景とSEOへの影響を解説｜WEB集客ラボ

●ユーザー中心の検索エンジンアルゴリズムの進化
コンテンツSEOが注目されている理由の一つに、ユーザーを中心とする検索エンジンアルゴリズムの進化があります。
Googleはユーザーにとって有益な情報の提供を目的に、様々なアルゴリズムのアップデートを行っています。
先ほど紹介したペンギンアップデート、パンダアップデート以降も、Googleはその流れを加速させています。
2013年にはハミングバードアップデートが行われ、ユーザーの検索意図をより正確に理解するための技術が導入されました。
この導入が単語単位の検索を意味理解に基づく検索へと進化させ、ユーザーの質問により適切な回答を提供できるようになりました。
また、2018年には特に健康や医療に関する検索結果の質を向上させる「健康アップデート」が導入されました。
これにより、信頼性の高い情報源を優先して表示するように改良され、大量生産された信憑性に乏しい医療系サイトの衰退に繋がりました。
さらに、2019年の自然言語処理モデル「BERT」導入によって、Googleの検索エンジンは文章全体の文脈を深く理解し、より自然で意図に合った検索結果を表示するようになっています。

このようなアップデートの流れを見ても分かる通り、コンテンツそのものが持つ品質の重要性が増し、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供するコンテンツSEOが注目されています。
参考：ハミングバードアップデートとは｜ナイルのマーケティング相談室
参考：健康アップデートとは？実施の背景と医療・健康分野への影響｜テンナラ

●広告に依存しない集客方法の再評価
コンテンツSEOが注目されている理由の一つに、「広告に依存しない集客方法の再評価」があります。
広告は、確かに短期間で効果を上げることができますが、時間が経つとその効果が薄れてしまうというデメリットがあります。
リスティング広告や新聞広告は、費用がかかり続けるため、継続的な投資が必要です。
この広告はクリックごとに費用が発生し、月に数万円から数十万円のコストがかかる上に、競争の激しいキーワードでは1クリック数百円になることもあります。
また、新聞広告は全面広告で数百万円から数千万円、地方紙でも数十万円から数百万円の費用がかかります。
最近ではライバルが増えたことによる広告費の高騰や広告の費用対効果が下がってきており、コストに見合った集客効果が得られないというケースも年々増加しています。

一方、コンテンツSEOは一度質の高いコンテンツを作成すれば、そのコンテンツが長期間にわたって検索エンジンに評価され、訪問者を引き寄せる効果を持ち続けます。
コンテンツSEOは広告費がゼロのため、継続更新が必要という手間はありますが、コスト効率が非常に高い集客方法と言えます。

コンテンツSEOには類似した集客手法があり、次の2つは混同されがちです。

・テクニカルSEO
・コンテンツマーケティング

それでは、コンテンツSEOと上記の違いについて順番に解説します。

●テクニカルSEOとの違い
コンテンツSEOとテクニカルSEOの違いは、主に焦点を当てる領域にあります。
コンテンツSEOは主にウェブサイト上の文章や画像、動画など、コンテンツの質を高めることで検索エンジンの評価を向上させる手法です。
具体的にはキーワードの最適化やユーザーのニーズに応じた良質なコンテンツ作成などをメインで行います。
一方、テクニカルSEOはウェブサイトの技術的な側面を最適化することで検索エンジンの評価を向上させる手法です。
テクニカルSEOの具体例には、以下のような施策が含まれます。

・URLの正規化
・サイト階層構造の最適化
・サイトの読み込み速度の改善
・モバイルフレンドリーの対応
・SSL証明書の導入
・XMLサイトマップの作成
・パンくずリストの設置
・robots.txtの設定
・構造化データをマークアップ
・内部リンクの構造の最適化
・画像や動画にaltタグ設定
・404エラーページの削除やリダイレクトの設定

テクニカルSEOの目的はユーザーが快適にサイトを利用できるように技術的な問題を解決することです。
コンテンツSEOとテクニカルSEOは一方だけでなく、両方とも行うことで検索順位の向上やアクセスアップなどの相乗効果をもたらします。
そのため、ある程度アクセスが増えた段階で、テクニカルSEOもしっかり対策していくのが良いでしょう。
参考：テクニカルSEOとは？コンテンツSEOとの違いと2種類の施策を解説｜EmmaTools blog

●コンテンツマーケティングとの違い
コンテンツSEOは検索エンジンでの上位表示を目指してコンテンツを最適化する手法です。
一方、コンテンツマーケティングは価値のあるコンテンツを作成し、SNSや動画などの様々なメディアを通じたターゲットオーディエンスとの関係構築を目的としています。
両者の違いは、コンテンツSEOが主に焦点を当てているのは検索エンジンのアルゴリズムなのに対し、コンテンツマーケティングはユーザーに直接価値を提供する点にあります。

コンテンツマーケティングの具体的な例は以下の通りです。

・ブログ記事による専門知識の提供
・ホワイトペーパーの配布
・動画やSNSコンテンツ配信
・eBookの配布
・プレスリリースの配信
・ポッドキャストの配信
・メールマガジンの配信
・ソーシャルメディアでのエンゲージメント促進

コンテンツSEOは検索エンジンからの集客を増やし、さらにコンテンツマーケティングを行うことで様々な媒体からのアクセスを増やすことができます。
これらの手法を組み合わせることで相乗効果が期待できるとともに、ユーザーとの信頼関係を築き、長期的な集客効果を狙うことができます。
参考：コンテンツマーケティングとは？事例とともに戦略や手順、やり方をわかりやすく解説｜ミエルカマーケティング・ジャーナル

以上のように、コンテンツSEOとテクニカルSEOやコンテンツマーケティングを組み合わせることで自社サイトへのアクセスを最大化できるでしょう。

コンテンツSEOの目的は、検索エンジンでの上位表示を通じてウェブサイトへの自然なトラフィックを増加させ、最終的には売り上げを伸ばすことです。
また、見込み客や顧客を引き寄せ、継続的なビジネスの成長を促す点も重要でしょう。
コンテンツSEOが必要なのは現代の消費者が情報を検索エンジンに依存しているためです。
適切に最適化されたコンテンツは、ユーザーの検索意図に合致し、関連性の高い情報を提供することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
また、競争が激しいオンライン市場での差別化にもつながります。
コンテンツSEOは長期的な集客戦略としての信頼性と持続可能性を合わせ持ち、広告費用を削減しながら持続的なトラフィックを確保できるため、重要な手法となっています。

コンテンツSEOがもたらすのは良いことばかりではありません。

メリットとデメリットを把握し、費用対効果などを考慮した上で、自社にとって必要かどうかを判断する必要があります。

ここでは、コンテンツSEOのメリットとデメリットを6つずつ紹介します。

●コンテンツSEOのメリット
①コンテンツが資産になる
コンテンツSEOが持つ大きなメリットの一つは、コンテンツが長期的な資産になることです。
一度作成した高品質なコンテンツは、検索エンジンでの上位表示を維持し続ける限り、長期間にわたってトラフィックを集め続けます。
サイトをずっと放置することはできませんが、ある程度軌道に乗れば新たなコンテンツを作成するコストを抑えつつ、持続的に見込み客を引き寄せることができます。
また、信頼性の高い情報を提供することで、ユーザーとの信頼関係を築きやすくなり、ブランドの権威性向上にも寄与します。

②「今すぐ客」や潜在顧客どちらも集客できる
「今すぐ客」や潜在顧客の両方を集客できることもコンテンツSEOのメリットです。
「今すぐ客」は特定の商品やサービスを探して購入したい人なので、検索エンジンで上位表示されると即座にアクセスしてもらえます。
一方、潜在顧客は「今すぐ客」よりもはるかに多いのですが、それを獲得することの重要性は軽視されがちです。
確かに、潜在顧客は具体的なニーズが特定されていない場合が多く、すぐには収益化に結びつかないケースも珍しくありません。
しかし、関連する情報や有益なコンテンツを提供することで、興味を引いて将来的な購買意欲を喚起することができます。
つまり、自社のファンを多く作り出すことで、将来の新規顧客を増やしたり継続購入につなげたりするなど、長期的にビジネスを成功に導くことができるでしょう。

③アクセスが安定しやすい
コンテンツSEOはアクセスが安定しやすいこともメリットです。
最適化された高品質なコンテンツは、検索エンジンでの上位表示を維持しやすく、トラフィックを継続的に獲得できます。
これらのメリットは、一時的な広告キャンペーンに依存せず、安定したアクセスを得られるため、長期的なビジネスの成長に寄与します。
また、継続の都度お金を払う必要もないため、経営状態や資金の有無によって広告を打ち切り、アクセスを減らさざるを得ないという状況にはなりません。
また、定期的にコンテンツの更新や改善を行えば、さらに検索順位を維持しやすくなり、結果として安定した集客が可能となります。
このように、コンテンツSEOは持続可能な集客手法として非常に有効です。

④企業の信頼性アップに繋がる
コンテンツSEOには企業の信頼性を向上させる大きなメリットがあります。
高品質で役立つコンテンツを定期的に提供することで、ユーザーはその企業を専門的な知識を持った信頼できる情報源として認識します。
また、検索エンジンで上位に表示されているという事実は、企業が信頼性のある情報を提供しているという印象をユーザーに与えます。
この結果、ブランドの認知度が向上し、顧客との長期的な関係が築けます。

具体的なメリットとしては、以下の点が挙げられます。

・高品質なコンテンツを通して、企業が持つ専門知識や技術をアピールできる
・上位表示によって企業の信頼性や権威性が高まる
・コンテンツを通して企業名やロゴなどが認識されてブランドの認知度が高まる

コンテンツSEOを実践していない企業との差は明らかです。

信頼性の面で考えると、コンテンツSEOを実践していない企業は、広告などの限られた集客媒体にのみ頼るため、ユーザーに認識されにくいです。
一方、コンテンツSEOを実践している企業は、検索結果の上位に表示されることで、大幅な認知度の獲得や信頼性をアピールできます。

⑤費用対効果・コスパが高い
コンテンツSEOに見られるメリットの一つは、他の集客手法に比べて費用対効果が高い点です。
広告に依存せず、質の高いコンテンツを提供することで、自然なトラフィックを継続的に獲得できるのです。
コンテンツSEOも当然ながら初期投資が必要ですが、一度作成したコンテンツは長期間にわたって効果を発揮し、結果として広告費用を削減することができます。

例えば、Google広告を利用する場合、クリック単価（CPC）は業界や競争の状況によりますが、一般的に1クリック当たり100円から500円程度かかります。
月間で1万クリックを目指す場合、広告費用は100万円から500万円になることもあります。
一方、コンテンツSEOの初期費用として、質の高い記事を10本作成するのに1記事当たりのコストが5万円と仮定すると、その総額は50万円になります。
これらのコンテンツが適切に最適化されていれば、毎月1万以上の自然トラフィックを継続的に得ることも可能です。
狙っているキーワードにもよりますが、一度上位表示されてアクセスが増えれば、追加の広告費用なしで継続的に集客できるため、長期的には大幅なコスト削減につながるでしょう。
また、キーワードを選定することで、より購買につながりやすいターゲットユーザーにリーチすることができ、少ないアクセスで売上アップに貢献できます。

⑥ 良質なコンテンツはSNSで拡散されやすい
コンテンツSEOのメリットの一つに、良質なコンテンツがSNSで拡散されやすい点があります。
質の高い情報や役に立つ記事は、読者にとって価値が高く、思わずシェアしたくなるものです。
SNSでシェアされることは、自然な形で多くの人々にリーチし、ウェブサイトへのトラフィック増加につながります。
また、他のブログやSNS掲示板などからの引用や紹介は、被リンクの増加として自社サイトの価値を高めるのに役立つでしょう。
SNS上での拡散はブランドの認知度を高め、新たなフォロワーや潜在顧客の獲得チャンスを増やします。
さらに、コンテンツSEOとセットのSNS運用は相乗効果を生むため、自社のSNS運用でもぜひ取り組んでみるべきでしょう。

●コンテンツSEOのデメリット
コンテンツSEOには良い面ばかりではなくデメリットもあります。確認していきましょう。

①効果が出るまで時間がかかる
コンテンツSEOが持つデメリットの一つは、効果が出るまでに時間がかかることです。
検索エンジンのアルゴリズムが新しいコンテンツを評価し、上位表示されるまでには数週間から数ヶ月を要する場合があります。
さらに、競争の激しいキーワードやジャンル（YMYLなど）には、継続的な最適化と更新が必要となるため、即効性が求められる場合には不向きです。
YMYLはYour Money Your Lifeの略で、お金や健康などの人生を左右する重要な要素を指しますが、これらは上位表示が特に難しいことが知られています。
これは短期的な結果を求める企業にとって大きな課題となり得るため、広告と併用したりするなど、過渡期はコンテンツSEOとの2本柱などで行うと良いでしょう。
コンテンツSEOの実践に際しては、数年単位など長期的な視点で取り組み、決して焦らないことが大切です。

② 競合が多く差別化が必要
競合が多く差別化が必要な点もコンテンツSEOのデメリットです。
多くの企業や個人が同じようにSEO対策を行っているため、検索エンジンで上位に表示されることを狙うには、他と異なる独自のコンテンツが必要となります。
差別化を図るためには、専門的な知識や深い洞察を持ったオリジナルなコンテンツを提供する必要がありますが、これには時間とリソースがかかります。
また、競合が多い分、上位表示を維持するための継続的な努力が求められ、結果が出るまでに時間がかかることもデメリットと言えます。
例えば、ライバルの少ないキーワードを選んで集客する工夫をするなど、競争から上手に逃れつつ見込み顧客を集客する方法も活用しましょう。

③コンテンツの作成に手間と時間がかかる
コンテンツ作成に手間と時間がかかることもデメリットです。
まず、リサーチにかなりの時間が必要です。
例えば、競合サイトの分析やキーワード調査を行うには最低でも2〜3時間かかることが予想されます。
さらに、質の高い記事を執筆するには一般的に5000文字以上の記事で4〜6時間以上かかります。
さらに画像の挿入や編集も含めると、1つのコンテンツを作成するには、合計で10時間以上かかることも珍しくありません。
このように、コンテンツSEOは長い時間と大きな労力が必要となります。
これらを全て自社の社員で行うか、外注するかでスピード感は変わってきますが、予算や目的に合った進め方を選ぶ必要があるでしょう。

④効果を測定しにくい
SEO効果が測定しにくい点もデメリットの一つとして挙げられます。
具体的な指標としてはオーガニックトラフィックの増加、検索順位の向上やコンバージョン率の改善などがあります。
しかし、これらの指標がコンテンツSEOの直接的な成果であると断定するのは困難です。
なぜなら、検索エンジンのアルゴリズムは頻繁に変動し、競合サイトの動向や外部リンクの影響も大きいからです。
さらに、コンテンツSEOは短期間で効果が現れにくく、時間が経つにつれて徐々に成果が見えてくることが多いため、即時的に測定することが難しいのです。
したがって、コンテンツの質やユーザーエンゲージメントの変化を長期的に観察し、総合的に評価する必要があります。
SEOのスキルをある程度持った担当者が行わないと難しい場合もあるでしょう。

⑤ Googleの検索アルゴリズムに影響を受ける
コンテンツSEOのデメリットには、Googleの検索アルゴリズムに影響を受けることも挙げられます。
Googleは検索エンジンの質を向上させるため、アルゴリズムを随時更新しており、大規模なアップデートも年に数回あります。
これによって検索順位が大幅に変動することもあるため、結果としてサイトへの訪問者数が減少するリスクも無視できません。
検索アルゴリズムが変動することによって、上位にランクインしていたページが突然順位を下げることもあり、特に重要なキーワードで順位が低下することは、収益に大きな影響をおよぼします。
対策としては質の高いコンテンツの作成やリライト、ユーザーエクスペリエンスの向上、継続的なリンク構築、技術的なSEO対策に注力することなどが重要です。
また、定期的にサイトのパフォーマンスをモニタリングし、必要に応じて戦略を見直すことも求められます。

⑥ コンテンツSEOを外注すると費用がかかる
外注すると費用がかかる点もデメリットです。
コンテンツSEOを外注する際の対象としては、主に以下のような作業が想定されます

・キーワードリサーチ
・コンテンツの企画・作成
・SEO対策の実施
・コンテンツの更新・改善

これらの作業を専門の業者に依頼すれば、効果的なSEO対策が実現されますが、これに伴って費用もかさみます。
費用の相場は企業やサービスの内容によって異なりますが、一般的には1記事あたりの作成費用が5万円からということが多いようです。
また、SEOコンサルティングサービスを月額契約する場合は10万円から50万円以上、ビックキーワード狙いだと100万円以上の費用がかかることもあります。 ここで重要なことは、外注するのであればなるべく安く済ませるのではなく、かけた費用に見合った成果が見込めるかどうか考えることです。
費用は業者の実績や提供するサービスの範囲によって大きく変わるため、外注する場合は信頼できる業者を選ぶことが重要です。
参考：コンテンツSEOの外注費用・相場は？信頼できるSEO対策会社の選び方｜Webly

コンテンツSEOのやり方はシンプルで、簡単に言えば良質なコンテンツ（記事ページ）を追加していくだけです。

①コンテンツSEOをやる目的・目標を明確化する
コンテンツSEOの目的・目標を明確化することは、成功するための重要なステップです。
最初に、なぜコンテンツSEOを行うのか、そもそもやる必要があるのかも含め、その理由を明確にしましょう。

例えば次のように具体的な目標を設定しましょう。
・サイトの訪問者数を増やす
・特定の商品やサービスの認知度を向上させる
・ユーザーエンゲージメントを高める
・売上を伸ばす

明確な目標があれば進捗が測定しやすくなり、適切な戦略を立てるための基盤となります。
目的が不明確だと努力の方向が分散し、効果が薄れてしまう可能性が高まります。

②自社商品のメリットやユーザーニーズの洗い出し
自社商品のメリットやユーザーニーズの洗い出しは、コンテンツSEOにおいて非常に重要です。
まず、ユーザー目線で見た自社商品の強みや、特長を詳細に理解することが求められます。
次に、ターゲットのユーザーが何を求めているのかを把握し、商品のどの部分がそのニーズを満たすか明確にします。
具体的には、ユーザーアンケートやレビューの分析を通じ、ユーザーの悩みや要望を収集します。
そして、その情報を基にして、商品のメリットをユーザーに分かりやすく伝えるコンテンツを作成します。
これを行うことで、ユーザーが感じる価値を最大限に引き出すことができます。

③目標キーワードの選定
コンテンツSEOにおいて目標キーワードの選定は極めて重要なステップです。
まず、自社のサービスや商品の特徴、ユーザーニーズなどを基に、アクセスが見込める関連キーワードをリストアップします。
次に、GoogleキーワードプランナーやAhrefsなどのツールを使い、それぞれのキーワードが持つ検索ボリュームや競合度を分析します。
さらに、選定したキーワードがターゲットとするユーザーの検索意図に合致しているかを確認し、最も効果的なキーワードを絞り込むことが大切です。

④ペルソナの設定と願望や悩みの明確化
ペルソナの設定は、ターゲットとするユーザー像を具体的に描くための重要なステップです。
まず、年齢、性別、職業、趣味、生活スタイルなどの基本情報を明確化します。
次に、そのペルソナが抱える具体的な悩みや願望を洗い出します。
例えば、ウェブサイトの改善を目指す企業の担当者なら、SEO対策に関する知識不足や効果的な施策の実践に悩んでいる可能性があります。
また、願望としては検索エンジンの順位向上や売上増加を目指しているでしょう。
ペルソナを明確化することで、見込み顧客に寄り添ったコンテンツが作成できます。

⑤カスタマージャーニーの作成
カスタマージャーニーの作成は顧客が購入に至るまでの一連のプロセスを視覚化する作業です。
これは顧客がどのようにして商品やサービスに興味を持ち、最終的に購入するかを理解するために重要な手順です。
カスタマージャーニーを作成すれば顧客の心理的・行動的なプロセスを把握し、どのようなコンテンツがどのタイミングで必要かを見極めることができます。 さらには顧客が抱える問題やニーズに適切に対応するための具体的な戦略を立てることもできます。
カスタマージャーニーは、認知、興味、検討、購入、アフターサポートの各フェーズに分けて考えると効果的です。

⑥競合サイトの分析
コンテンツSEOにおける競合サイト分析は、検索の上位に表示されるための重要なステップです。
まず、競合他社のWebサイトを調査し、どのようなキーワードで上位表示されているかを把握します。
これにより、自社サイトが取り組むべきキーワードや、コンテンツの方向性が見えてきます。
次に、競合サイトのコンテンツ構成や質、ユーザーエンゲージメントの状況を分析します。例えば、記事の内容や更新頻度、SNSでのシェア状況などを確認します。
この情報を基に自社のコンテンツ戦略を最適化し、競合に負けない魅力的なコンテンツを作成することが重要です。

⑦コンテンツ制作・SEOライティング
コンテンツ制作・SEOライティングでは、まずターゲットキーワードを中心に、ユーザーの検索意図に合った価値あるコンテンツを作成します。
具体的には読みやすさと情報の網羅性を意識して、見出しや本文にキーワードを適切に配置します。
また、内部リンクや外部リンクを活用し、関連情報へアクセスしやすくします。
さらに、読み手の興味を引き続けるため、視覚的要素や事例を挿入し、文章の流れを工夫します。
最後に、メタディスクリプションやタイトルタグを最適化して、検索結果を見た人のクリック率を高めることも重要です。

⑧コンテンツの公開とSNSシェア
コンテンツの公開とSNSシェアも、コンテンツSEOの重要なステップです。
SNSを活用してコンテンツを広めつつ、直接的なアクセスも見込めます。
ターゲットのオーディエンスが活発に利用しているプラットフォーム（Twitter、Instagram、Facebook、TikTokなど）を選び、効果的なハッシュタグや魅力的なビジュアルを添えて投稿します。
定期的なシェアやコメントへの返信を行い、エンゲージメントを高めることが重要です。
コンテンツを投稿する都度SNSのシェアを行うことで認知度が向上し、自然検索の流入も増加するでしょう。

⑨コンテンツの継続的な更新・リライト
コンテンツの継続的な更新・リライトもSEOの成功に欠かせない要素です。
ユーザーのニーズや検索エンジンのアルゴリズムが変わる中、コンテンツの鮮度を保つことは重要です。
新しい情報やデータが追加されたり、古い情報が修正されたりすることで、検索エンジンからの評価が向上し、ユーザーの信頼を得ることができます。
また、定期的にリライトはキーワードの適切な使用や、内部リンクの最適化も促してより高いSEO効果をもたらします。

●効果が出るまでに時間がかかる
コンテンツSEOを実施する際に最も注意すべき点の一つは、効果が出るまでに時間がかかるということです。
一般的に検索順位や検索流入の効果が現れるまでには、コンテンツSEOを開始してから3〜6ヶ月ほどかかります。
ただし、これはGoogleがドメインをどの程度評価しているかによっても変動します。
特に新しく取得したドメインは、Googleの評価がまだ不十分なため、検索順位が思ったように上がらないことがあります。
逆に自社サイトのサブドメインなど、既に高く評価されているドメインの場合、比較的早く検索順位が上がることもあるでしょう。
また、各ページのコンテンツが持つ専門性や関連性、狙っているジャンルやキーワード、YMYLかどうかなども検索順位に大きな影響を与えます。
単にコンテンツの量を増やすだけでは検索順位が上がらず、キーワードの検索意図を適切に解決できる情報価値のあるコンテンツが求められます。
そのため、コンテンツSEOに取り組む際は少なくとも2〜3年、理想を言えば半永久的にコンテンツを作り続ける覚悟とリソースが必要です。
参考：コンテンツSEOの効果とは？効果が出るまでの期間は？｜COOSY SNS

●E-E-A-Tを意識してコンテンツ制作する
コンテンツSEOを実施する際、「E-E-A-T」を意識してコンテンツ制作を行うことは、特に重要なポイントの一つです。
E-E-A-T（イーイーエーティ）は、Experience（経験）、Expertise（専門性）、Authoritativeness（権威性）、Trust（信頼）の頭文字の略で、検索エンジンがサイトおよび運営者の質を評価する際に重視する要素です。
それぞれが何を意味していて、どうすれば対策できるかを簡潔に解説します。

・Experience（経験）
Experience（経験）は、コンテンツの作成者が内容に関連する実体験を持っているかどうかを評価する要素です。
例えば、製品レビューにおいて、実際に製品を使用した人のレビューは、使ったことのない人のレビューよりも信頼性が高いと見なされます。
検索評価のガイドラインでも実際の経験に基づいたコンテンツが重要とされています。
確定申告書の記入方法に関するコンテンツであれば、会計の専門家による説明が求められるのと同様、各トピックに適した実体験の有無が評価に影響を与えます。

以下はExperienceを高める方法の一例です。

＊実際の経験を元に記事執筆する
＊専門家の協力を仰ぐ
＊信頼できるデータや証拠を提供する

・Expertise（専門性）
専門性（Expertise）は、コンテンツ作成者がそのトピックについてどれだけ深い知識やスキルを持っているかを評価する要素です。
例えば、家庭用電気配線の再配線については電気技師のアドバイスが信頼される一方、専門的な知識がないアンティーク住宅愛好家の意見は信頼されにくくなります。
コンテンツの内容に応じて必要な専門知識のレベルが異なるため、トピックごとに専門家による適切な情報提供が重要とされます。

以下はExpertiseを高める方法の一例です。

＊専門知識を持った執筆者が記事を書く
＊詳細で正確な情報を提供する
＊記事内に最新のデータや統計を含める

・Authoritativeness（権威性）
Authoritativeness（権威性）は、コンテンツ作成者やウェブサイトが、そのトピックにおいてどれだけ主要な情報源として知られているかを評価する要素です。
Googleは業界における実績や知名度を基に権威性を判断しています。
例えば、著名なメディアへの出演経験や、書籍・論文の執筆歴がある場合、その人物やサイトの権威性は高まります。
被リンクやSNSでの活動状況も権威性の評価に影響を与えることが考えられます。

以下はAuthoritativenessを高める方法の一例です。

＊専門家や業界のリーダーからの引用や参照を含める
＊外部の信頼できるサイトや学術論文とリンクする
＊執筆者のプロフィールや実績を明示する

・Trustworthiness（信頼性）
Trustworthiness（信頼性）はコンテンツが正確で誠実、安全で信頼できるかどうかを評価する要素です。
検索評価のガイドラインでは、ページの正確性や信頼性が重要視されます。
情報の出所が明確で信頼できる運営元によって発信されているかどうかも評価基準の一つです。
信頼性は公開されている基準だけでなく、情報の正確性や運営者の透明性など、多くの要因によって判断されます。

以下はTrustworthinessを高める方法の一例です。

＊情報の出典元を明確にする
＊誤情報や偏った情報を避ける
＊ユーザーレビューや証拠に基づく情報を提供する

このように、E-E-A-Tを意識したコンテンツを制作すると、検索エンジンからの評価が向上し、検索結果で上位に表示されることが期待できます。
信頼性の高い情報を提供することは、ユーザーの満足度を高め、再訪問率の上昇や滞在時間の長期化にも繋がるでしょう。
専門的な知識を持つ執筆者による質の高いコンテンツは、権威性と信頼性を強化して総合的にサイトの評価を高めるために必要です。
参考：YMYLについて：検索評価者ガイドライン（General Guidelines）｜Google

●定期的に効果測定して改善点を見つける
コンテンツSEOを実施する際は、定期的に効果測定を行い、改善点を見つけることが重要です。
このプロセスでSEO戦略の効果を確認し、必要な調整を行うことができます。
まず、効果測定に使用する一般的なツールとしては、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleが挙げられます。
Google Analyticsではウェブサイトのトラフィック、ユーザーの行動、滞在時間、直帰率などが分析できます。
オーガニック検索からの流入数やページごとのパフォーマンスを確認することは特に重要です。
Google Search Consoleを使用すると、検索クエリごとの表示回数、クリック数、クリック率（CTR）、平均掲載順位などのデータが取得できます。
これによってどのキーワードが効果的か、どのページが特に人気があるか把握できます。

また、定期的に行うべき具体的なチェック項目には、以下のようなものがあります。

定期的な効果測定とこれらのデータを分析することで、SEOにおける問題点が特定され、それらの改善策を講じることにより、コンテンツSEOの効果を最大化することができます。

●質の高いコンテンツを作り続ける
質の高いコンテンツを作り続けることは、コンテンツSEOを成功させるために不可欠です。
検索エンジンはユーザーにとって価値のある情報を提供するサイトを評価して上位表示させます。
そのため、有益なオリジナルのコンテンツを定期的に発信することが重要です。
特に、Googleのパンダアップデート以降は低品質なコンテンツを排除し、質の高いコンテンツを優先的に評価する傾向が強まりました。
このアップデートでキーワードの詰め込みや薄い内容の記事は検索順位が下がるリスクがあります。

質が低いコンテンツとは、次のようなものを指します。

・価値のない情報
・専門性や信頼性の欠如
・スパム的な要素
・オリジナリティの欠如
・低品質なメディアコンテンツ
・読者のニーズに合わない内容

ユーザーのニーズを的確に捉え、深掘りした情報を提供ることで、SEO効果を最大化できます。

●キーワードの過剰な詰め込みはしない
コンテンツSEOを実施する際はキーワードの過剰な詰め込みを避けることが重要です。
キーワードを無理に多く盛り込むと、文章の自然な流れが損なわれ、読み手にわかりにくくなります。
また、先に解説した通り、Googleのアルゴリズム更新であるペンギンアップデートやスパムアップデートにより、キーワードの過剰な使用はペナルティの対象となります。
このように質の高いコンテンツの提供が、ますます重要なこととなっています。
読者にとって有益で自然なコンテンツを作成し、適切な場所にキーワードを盛り込むよう心掛けましょう。

●テクニカルSEOとセットで行う
コンテンツSEOを実施する際は、テクニカルSEOとセットで行うことが重要です。
まず、Search Consoleでサイトのインデックス状況を確認し、必要に応じてクローラビリティを最適化します。
クローラーがアクセスしやすい状態にすれば、検索エンジンがコンテンツを正確に認識できます。
次に、サイトのユーザビリティや滞在率、成約率に関わるページの速度向上を図ります。
これには画像の圧縮やキャッシュの利用、不要なプラグインの削除などが含まれます。
こうしたテクニカルSEOの改善は、コンテンツの公開前に行うと効果的です。
そして、コンテンツの公開後も定期的にサイトの健康状態をチェックし、必要に応じて修正を加えます。
サイトマップの更新や内部リンクの見直しは特に重要です。
これらの作業を怠ると、せっかくの良質なコンテンツも検索エンジンに正しく評価されない可能性がありますので注意が必要です。

●継続的な更新が求められる
コンテンツSEOを実施する際には、継続的な更新が求められます。
ウェブサイトのコンテンツは一度作成しただけだと効果が持続しません。
現在の検索エンジンは新しい情報を重視し、常に最新のコンテンツをユーザーに提供しようとします。
そのため、定期的な更新や新しい記事の追加が必要となります。
しかし、ライバルも同様に必死でコンテンツを作成・更新していますので、放置すると検索順位はすぐに落ちてしまいます。
つまり、ユーザーにとって価値のある情報を提供し続けることが、コンテンツSEO対策の基本となるのです。
このように継続的な努力が結果に繋がりますので、計画的にコンテンツの見直しや追加を行うことを心がけましょう。

●コンテンツの更新頻度はどれくらいがベスト？
コンテンツの更新頻度は「週に1回以上」が推奨されます。
しかし、これはサイトの種類や目的によって異なります。
例えば、ニュースサイトやブログに頻繁な更新が求められる一方、企業のコーポレートサイトなどは月に1回の更新でも十分な場合があります。
重要なのは質の高いコンテンツを定期的に提供することです。

●コンテンツSEOの効果測定の方法は？
コンテンツSEOの効果測定には、主に以下の手順を用います。
まず、Google Analyticsを使って、オーガニック検索からの訪問者数や滞在時間、直帰率などを確認します。
そして、Google Search Consoleを利用し、特定のキーワードに対する表示回数やクリック率、平均掲載順位を分析します。
さらに、AhrefsやSEMrushなどのSEOツールを使い、バックリンクの数や質、競合サイトとの比較も行いましょう。

●コンテンツSEOの効果を測定するための主要な指標は？
コンテンツSEOの効果を測定するための指標は、主に4つあります。
まず、検索エンジンから流入する自然検索を表すオーガニック検索トラフィックが重要です。
また、キーワードランキングはターゲットキーワードでの検索順位を確認します。
滞在時間とページビューはコンテンツの魅力と読者のエンゲージメントを測る指標となります。
さらにはコンバージョン率も重要で、これは訪問者が目標を達成する割合を示します。

コンテンツSEOを活用してサイト資産の構築を行うことは、ビジネスの長期的な成長に不可欠です。
質の高いコンテンツは検索エンジンの評価を高め、自然なトラフィックを持続的に引き寄せます。
これにより、広告費用を削減するとともに安定した集客が可能となります。
さらに、ユーザーにとって有益な情報の提供で、信頼性とブランド価値が向上し、顧客との長期的な関係が築けるでしょう。
定期的なコンテンツの更新とSEO対策の継続で競合との差別化を図り、検索順位の維持と向上を目指しましょう。
継続的な努力と計画的な施策がコンテンツSEOを成功へと導く鍵となります。
これによってサイトは価値ある資産となり、ビジネスの持続的な成長を支える基盤となるはずです。

神澤　肇（カンザワ　ハジメ）
リボンハーツクリエイティブ株式会社　代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。