SEO外部施策の29の方法|重要性やペナルティの注意点も解説
ブランディング
SEOの外部施策を行いたいけど、何から始めたらよいか迷う方も多いと思います。 検索順位で上位表示させるためには、内部施策と同様に外部施策が不可欠です。 「具体的に何から始めればいい?」「どういったメリットがあり、逆に注意点は?」など、気になる方も少なくないでしょう。 本記事では、SEO外部施策の役割とメリット、欠かせない3つの要素、そして外部施策の29の方法を紹介します。 企業のサイト運営担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
外部施策とは? 内部施策との棲み分け
SEOにおける外部施策とは、主に自社サイトやブログに対して被リンクを獲得することで、Googleからの評価を高める手法です。
後ほど紹介する被リンク、サイテーションの獲得やソーシャルメディア活用によって、サイトの認知度や信頼性アップ、さらにはPV数や成約数アップに繋がります。
外部施策は被リンクだけと思いがちですが、実際には高品質なコンテンツ掲載も間接的に外部施策の一つに含まれます。
そのため、SEOにおける内部施策と外部施策は完全に切り離すことはできず、両方とも重要であり、かつ同時並行または優先順位をつけながら進めていく必要があるでしょう。
最初はコンテンツ作成(高品質なタイトル、H1、メタディスクリプション、本文の作成)など内部対策に注力し、同時並行で外部施策を行うといった流れが一般的です。
外部施策の4つの役割とメリット
外部施策の役割とメリットは、主に次の4つが挙げられます。
1.ページランクとドメインパワーの向上
2.クローリングとインデックスの促進
3.サイトPV数の向上
4.サイトの認知度アップ
それぞれの特長やメリットについて解説していきます。
●1.ページランクとドメインパワーの向上
SEO外部施策の主な役割の一つに、ページランクとドメインパワーの向上があります。
ページランク(PageRank)とは被リンクによってGoogleがサイトを評価する仕組みで、「0」から「10」の間でスコアリングされ、点数が高いほど検索エンジンからの評価が高いです。
2010年代の当初は検索結果ページにページランクスコアが公表されていましたが、現在では非公開とされるGoogleの200を超えるサイト評価指標の一つとされています。
“Google では、200 以上の基準と、PageRank™アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。”
参考:Google が掲げる 10 の事実
また、良質な外部リンクの獲得によって、ドメインパワーを上げることもできます。
ドメインパワー(DR)とはGoogle公式の評価基準ではなく、SEO会社MOZによる独自の被リンク指標です。
DRは主に「被リンクの質」と「被リンクの量」で数値化され、被リンクを0から100で数値化したもので、高いほどドメインパワーが高いとされます。
●2.クローリングとインデックスの促進
外部施策を行うことで、Google検索のクローリングやインデックスの促進に繋がります。
Google botがリンクを辿ってサイトを巡回するのがクローリングで、サイトの情報を登録するのがインデックスです。
外部からのリンク(バックリンク)を獲得することで検索エンジンはそのウェブサイトへ頻繁に訪れるようになり、新しいコンテンツを素早く発見できるようになります。
その結果、良質なリンクであれば信頼できる情報源として認識され、検索結果での評価を高める可能性があります。
●3.サイトPV数の向上
SEO外部施策のメリットの一つに、サイトのPV数(ページビュー数)の向上が挙げられます。
これは、他のウェブサイトやSNSなどからのリンクを通じて新しい訪問者を誘導することで、ウェブサイトの訪問者数アップが期待できるということです。
特に、ジャンルがマッチしたPV数の多いサイトからの被リンクの場合、誘導されたユーザーはそのまま複数ページを閲覧したり、長時間閲覧する可能性が高まります。
その結果、広告収入の増加や自社商品の販売数アップなど売上向上に繋がったり、さらにサイト評価が高まれば検索順位が上がりアクセスが増える好循環が起こるでしょう。
●4.サイトの認知度アップ
SEO外部施策を行うことで、サイトの認知度アップにも繋がります。
外部施策により他サイトからのリンクが増えると、それらのサイトを通じて新たな訪問者が自サイトへ流入する機会が増えます。
そこから新規顧客へのアプローチやブログの新規ファン獲得など、サイトを知ってもらう新たな機会が生まれるはずです。
さらに、後ほど紹介するホワイトペーパー、キャンペーン施策とSNSとの組み合わせにより、企業やブランドのイメージ向上にもつながります。
また、知名度や認知度が上がれば自然とブランド名や自社名でのサイテーション(言及・引用)が増えるため、サイトの評価もますます高まるでしょう。
外部施策で欠かせない3つの要素
●1.被リンク(ナチュラルリンク)
ナチュラルリンクは、SEOの外部施策として最も重要な要素です。
ナチュラルリンクとは、自然に他サイトから貼られたリンクを指し、関連性の高い良質なサイトからの自発的なリンクの獲得がポイントとなります。
強制的に大量のリンクを獲得するのではなく、自然な形でIPアドレスやドメインが分散されたリンクを集めることが理想的です。
ナチュラルリンクの獲得には、以下の方法が挙げられます。
・質の高いコンテンツ作成
・ゲストブログ投稿
・インフルエンサーへの協力要請
・プレスリリースの活用
・ホワイトペーパーの作成
・アウトリーチ施策(リンク獲得への働きかけ)
ナチュラルリンクを増やすのは地道な活動ですが、近年はドメインパワーの強さが上位表示に不可欠といえるほど、Goolgeは外部施策による評価を重視しています。
SEOの評価を高め、検索順位を上げるためにも、ナチュラルリンクの獲得は必須の施策といえます。
●2.サイテーション
SEO外部施策において欠かせない要素の一つが「サイテーション」です。
サイテーション(Citation)とは英語で「引用」「言及」を意味する言葉で、他サイトやSNSで自社名・サービス名・ブランド名などの引用や言及を指します。
サイテーション獲得による直接的なSEO効果は不明とされていますが、認知度やアクセス数の向上による間接的なSEO効果が期待できます。
被リンクの場合、意図的に「リンクを貼る行為」をする必要があるのに対して、サイテーションはNAP(Name Address Place)情報をSNSやブログで書いた時点で良いため、獲得する敷居が低い点も魅力です。
主なサイテーション獲得方法は、以下の通りです。
・SNSの活用
・情報メディアへの掲載
・Googleマイビジネスへの登録
・広告の出稿
ただし、ネガティブなサイテーションは逆効果となるため、自然にポジティブなサイテーションが増えるよう、意識したコンテンツ作りが重要です。
サイテーションを確認するには「site:URL キーワード」でGoogle検索し、検索結果のヒット数を確認しましょう。
●3.ソーシャルメディア
SEO外部施策において、ソーシャルメディアの活用は不可欠です。
以前はソーシャルメディアはSEOとは無関係とされていましたが、現在ではSEOの一部といっても過言ではありません。
それはSNSによってブログがバズったり、大量の被リンクが付いたり、サイテーションされたりと、広告掲載や内部SEOよりも効果的なケースも少なくないためです。
「いかにバズらせるか」がとても重要ですが、行き着くところは良質なコンテンツの作成であり、そこにSNS運用テクニックが乗ることで相乗効果を発揮します。
ただし、ソーシャルメディアは良い情報も悪い情報も即座に伝わる両刃の剣でもあるため、慎重な活用が求められます。
また、時事的なネタなど時間とともに情報の価値が失われる可能性のある情報は、できるだけ最新情報の継続的な提供が大切です。
被リンクの種類とペナルティ
●被リンク属性の種類と違い(nofollow等)
リンクタグには、以下の4つの代表的な属性があります。
dofollow | リンクの効果がリンク先ページに引き渡されるリンク |
nofollow | リンクの効果が引き渡されないように伝える属性値 |
sponsored | 広告系のリンクに設定する属性値(リンクの効果は引き渡されません) |
ugc | ユーザー生成コンテンツのリンクに設定する属性値(リンクの効果は引き渡されません) |
これらの属性は、リンク元がリンク先を信頼しているかを検索エンジンに伝える目的で使用します。
一般的には、信頼できるリンク先にはdofollow属性を、信頼できないリンク先やリンクジュースを渡したくないサイトにはnofollow属性を設定します。
SEO対策では、信頼できる外部サイトからのdofollowリンクを獲得し、逆に外部サイトにはなるべくリンクジュースを渡さない(nofollow、sponsored、ugcを設定)ことが重要とされています。
ただし、2019年9月以降、Googleではこれらのリンクをヒントとしてとらえるようになったため、属性の指定通りに扱われるとは限りません。
その原因となったのは、外部リンクへnofollowを付けるサイト運営者が増えたためです。
つまり、nofollow属性が設定されていても、Googleがリンク先を信頼できると判断した場合、リンクジュースが引き渡される可能性がある点には注意が必要です。
●ペンギンアップデート
ペンギンアップデートは、2012年4月にGoogleによって導入された低品質リンクに厳しく対処するGoogleのアルゴリズムアップデートです。
スパム的な手法や過度な被リンクによるSEO対策を行うと、ペンギンアップデートによってペナルティを受ける可能性が高まります。
例えば、SEOに効果的とされる被リンクを増やすために、次のような行為はペナルティの原因とされてきました。
・質の低いディレクトリへの登録
・ブックマークサイトに大量に登録
・相互リンク
・不自然なアンカーリンクテキスト
・購入したリンク
・隠しテキストや隠しリンク
しかし、現在ではペンギンアップデート4.0が導入されており、次のような変化も起こっています。
・コアアップデートの一部として組み込まれた
・リアルタイムアップデートに変更された
・リンクスパムはペナルティではなく無効化される
ペンギンアップデートによって、低品質なリンクはペナルティではなく無効化されるようになりました。
ただし、完全に無視されるわけではないため、低品質なリンクには引き続き注意が必要です。
出典:Penguin が Google のコア アルゴリズムの一部になりました |Google検索セントラル
●手動と自動ペナルティ
外部施策を行う上で、手動ペナルティと自動ペナルティの違いを理解しておくことも重要です。
手動ペナルティと自動ペナルティの違いは下表の通りです。
手動ペナルティ | 自動ペナルティ | |
原因 | ウェブマスター向けガイドラインに違反するスパム行為 | サイトの品質が低いとアルゴリズムが検知した |
審査方法 | Googleスタッフによる目視確認 | Googleアルゴリズムによる自動判定 |
通知方法 | Google サーチコンソールからの通知 | 通知なし |
改善方法 | 違反箇所の修正後、再審査リクエストが必要 | サイトの品質向上、ユーザー目線のコンテンツ改善 |
手動ペナルティはGoogleのスタッフによるサイト目視によって行われ、違反した悪質な被リンクを貼ったサイトに対して課されるペナルティです。
手動ペナルティを受けた場合、Google Search Consoleから通知が届き、改善しない限り検索順位が下がったままになります。
手動ペナルティの解除は専門家に依頼しても困難を極めることが多く、そもそもペナルティを受けないことが重要です。
一方、自動ペナルティはGoogleのアルゴリズムによって自動的に課されるもので、サイトの品質が低いと判断された場合などに適用されます。
自動ペナルティの場合は通知が来ませんが、5位以上の検索順位の下落があるため、普段から検索順位を把握していれば検知は比較的容易です。
自動ペナルティと判断した場合、Googleの「品質に関するガイドライン」を確認し、1つずつ怪しいところを修正していく必要があります。
いずれにしても、GRCなどの検索順位チェックツールを導入し、常日頃から検索順位が異常に急落していないか確認が重要です。
外部施策でペナルティに繋がる7つの行為
外部施策を正しく行わないとペナルティを受けて検索順位が下がる可能性があります。
そのため、どういった行為がペナルティにつながるのか、把握が必要です。
ここでは、ペナルティに繋がる外部施策を7つ解説します。
●1.ブラックハットSEO全般
外部施策でペナルティに繋がる行為の一つに、ブラックハットSEOがあります。
ブラックハットSEOとは、検索エンジンのガイドラインに違反する手法を用いて、不正に検索順位を操作しようとする行為です。
具体的には、隠しテキスト、キーワードの過剰な詰め込み、ページのクローキング、質の低いウェブサイトからの大量の被リンク獲得などが含まれます。
これらの手法は、ペンギンアップデートが始まる2012年以前までは一部効果があり、積極的に行う方もいましたが、現在ではリスク以外の何ものでもありません。
そのため、自然と被リンクが集まるような持続可能で健全なSEO戦略を心掛けることが重要です。
●2.ワードサラダからのリンク
ワードサラダからのリンクとは、関連性のないキーワードを無秩序に並べた内容のページ(ワードサラダ)からのリンクを指します。
以前は被リンクを構築するためにサイトを大量生成し、適当に文字を入れたサイトからのリンクを行うケースもありました。
Google検索エンジンは、キーワードの羅列はスパムと判断するため、関連性が高い文字が含まれていても文字の羅列はペナルティの原因となります。
●3.低品質コンテンツ
SEOに悪影響を与える行為の一つに、「低品質コンテンツ」があります。
ここでいう低品質コンテンツとは、オリジナリティが低く、情報価値が薄く一貫性のない記事や、過度にキーワードを詰め込んだスパム的な内容を指します。
また、文字数が極端に少なかったり、逆に文字数は多くても内容がかさ増しされている場合は低品質コンテンツに判定される場合があるため注意が必要です。
また最近では、生成AIの文章をそのまま手直しせず使った場合も、低品質コンテンツに該当する可能性があるため注意が必要です。
Googleは顧客第一主義の会社で、低品質なコンテンツは検索エンジン離れの原因となるため、低品質コンテンツに対して厳しく対処していることが根底にあります。
そのため、ペナルティを回避するには独自性があり、読者にとってためになったり、面白いと感じるコンテンツの企画から考える必要があります。
●4.相互リンク集
外部施策でペナルティに繋がる行為の一つに「相互リンク集」があります。
相互リンク集とは異なるサイト間で被リンクを交換し合うことで、効率的かつ人工的にリンク数を増やす行為です。
相互リンクは一見するとよさそうに思えますが、意図的にリンクを集める行為と同等のため、Googleにはリンク売買と同様に不自然なリンク構築とみなされ、サイトの評価を下げる可能性があります。
特に、関連性の低いサイト間での無差別なリンク交換は、スパムと判断されるリスクが高くなります。
その結果、検索エンジンによるペナルティの対象となり、検索結果でのランキング低下に繋がるおそれがあります。
●5.不自然なアンカーテキスト
外部施策でペナルティに繋がる行為の一つに、「不自然なアンカーテキスト」の使用があります。
アンカーテキストはリンクされたテキストの部分を指し、これが検索エンジンによってコンテンツの関連性が評価される重要な要素です。
もし、アンカーテキストが過度に最適化されていたり、常に同じキーワードで一貫していると、それは不自然と見なされる場合があります。
【不自然なアンカーテキストの例】
・過剰なキーワードの詰め込み過ぎ(「東京 ホテル 格安 予約 口コミ 人気」など)
・関連性の薄いキーワード(料理のレシピ記事で「SEO対策」というアンカーテキスト)
・長過ぎるアンカーテキスト
これらは検索エンジンからスパムと判断される可能性が高く、結果としてサイトにペナルティが課されるケースもあります。
したがって、アンカーテキストは過度にキーワードを意識せず、自然な文脈で書くことが重要です。
●6.有料リンク
SEOの外部施策において、ペナルティに繋がる可能性がある行為の一つに「有料リンク」の購入があります。
有料リンクとは検索エンジンのランキングを人為的に操作する目的で、お金を支払って他のウェブサイトからのリンクを獲得する行為です。
有料リンクはGoogleから見ると不自然なリンクと判断されます。
例えば、PageRankを転送する目的で広告などの形で有料リンクを購入した場合、ペナルティの対象となる可能性があります。
有料リンクでも、rel="nofollow"属性が付与されていればリンクの効果が無効化されるため、ペナルティのリスクを回避できます。
ただし、持続可能なSEO戦略を目指す場合、有料リンク自体は避けた方が懸命です。
●7.ディレクトリサービス登録
外部施策の中でも、ディレクトリサービスへの登録がペナルティの原因となるケースがあります。
ディレクトリサービスとはウェブサイトのリンクをカテゴリ別に整理して掲載するウェブサービスで、登録すると被リンクを増やすことができます。
知名度の低い中小規模のディレクトリに大量のカテゴリ登録を行うとSEO効果がないだけでなく、ペナルティを受ける可能性もあります。
また、審査料という名目で登録費用を支払うディレクトリサービスもありますが、これはGoogleから有料リンクの購入とみなされ、複数のガイドライン違反になる恐れがあります。
一方で、大手ディレクトリへの登録は厳しい審査基準やGoogleからの信頼があるため、ペナルティのリスクは低いと考えられています。
ただし、大手ディレクトリの「Yahooカテゴリ」も2018年に終了しており、さらにはリンクの検索順位への影響力は以前ほど大きくないため、過度な期待は禁物です。
ディレクトリ登録を行う際は、ペナルティのリスクを十分に理解し、メリットとデメリットを踏まえて慎重に判断してください。
SEO外部施策のための29の具体的な方法
● ブログやサイト運営
1.良質なコンテンツ配信
SEO内部施策と同様に外部施策の中でも最も重要な要素の一つが、ブログや他のサイトでの良質なコンテンツの発信です。
良質なコンテンツとは、読者にとって価値が高く、役立つ・面白い・示唆があるなどの情報のことで、読者が自然と引用リンクしたり、SNSでシェアしたくなるようなコンテンツを指します。
このようなコンテンツは自然と読者からの注目を集め、他のウェブサイトやソーシャルメディアを通じて自然とリンクが拡散されやすいです。
また、高品質なコンテンツの定期的な更新はサイトの信頼性を増し、さらに新規訪問者の獲得や既存訪問者のリテンションにも役立ちます。
そして、検索エンジンはこのようなコンテンツを高く評価し、検索結果のランキングを向上させる要因となります。
そのため、SEO外部対策においても内部施策と同様に良質なコンテンツの配信が不可欠で、「コンテンツ・イズ・キング」と言われる所以です。
2.ゲストブログ投稿
SEO外部施策において、ゲストブログ投稿は有効な手法の一つです。
ゲストブログ投稿は、他のサイトやブログに記事を寄稿することで自分のサイトへ被リンクをもらったり、認知度を高めトラフィックを増やすSEO外部施策の一つです。
また、自身の専門性を示すよい機会でもあるので、他のサイト運営者にコンタクトする敷居はありますが、積極的に取り組んでみる価値があります。
【ゲストブログ投稿の手順】
①ジャンルの高品質ブログを探す
②ゲストブログ投稿の提案メッセージを送る
③ 同意が得られれば、記事を作成する
④記事のレビューと公開
⑤ SNSシェアなどのプロモーション
ゲストブログを行う際には、ターゲットとするオーディエンスに適した信頼性の高いウェブサイトを選びが重要です。
また、自サイトへのリンク獲得の目的だけに集中するだけでなく、読者にとって価値ある内容を書く必要があります。
さらに、寄稿先と良好な関係を築くことで、さらなる連携の機会も生まれるなどのメリットもあるため、積極的に提案するとよいでしょう。
3.RSSフィードの設定
RSSフィードの設定は、自社のブログやオウンドメディアの更新情報を外部に発信し、SEOに役立てる外部施策の一つです。
RSSとは、記事の見出しや要約、URLなどを特定の形式で配信するための仕組みで、RSSリーダーと呼ばれるアプリやサービスで購読できます。
ブログやメディアにRSSフィードを設定しておくと更新のたびに自動的に配信されるため、読者の訪問頻度アップや閲覧時間アップに繋がります。
SEO対策の観点では、RSSフィードによって自社コンテンツの情報が広く拡散されることで、他サイトからの被リンクを獲得しやすくなるでしょう。
また、RSSフィードは検索エンジンのクローラーにもわかりやすい形式なので、サイトのインデックス促進にも一定の効果が期待できます。
RSSフィードの設定はCMSの機能を使えば簡単に行えるため、ブログやメディアを運営する際は、ぜひ導入を検討してみてください。
4.SNSシェアボタンの設置
SNSシェアボタンの設置も、自社のブログやオウンドメディアの記事をソーシャルメディア上で拡散してもらうための効果的なSEO外部施策の一つです。
具体的には、記事ページにFacebookやX、LINEなどのSNSシェアボタンを設置し、読者がワンクリックで記事を共有できるようにします。
もしシェアボタンがない場合、読者はシェアしようと思ってもひと手間かける必要があるので、途中で諦めてやめてしまう恐れがあるため機会損失に繋がります。
SNSシェアボタンは読者の動線を考え、記事の上部、下部、必要に応じてサイドバーなど適切な位置に設置し、即座にシェアできる環境を整えることが大事です。
Wordpressであれば比較的簡単に導入できる割に効果が高いため、早めに設置しておいて損はありません。
5.診断コンテンツの投稿
SEO外部施策の一環として、診断コンテンツの作成も有効です。
診断コンテンツとは、ユーザーが自らの状況や問題について具体的な診断を受けられるようなインタラクティブなコンテンツを指します。
例えば、健康、キャリア、金融などの分野で自己診断を行えるクイズやチェックリストなどがこれに当たります。
診断コンテンツはユーザーが能動的に行うため、オリジナルな診断結果であればシェアされる可能性が高く、外部施策として優秀です。
また、ユーザーからのフィードバックやデータを収集しやすく、それに基づいたサイトの改善や新たなコンテンツの創出、マーケティング活用にも繋がります。
ただし、診断コンテンツを作るにはプログラミングの知識が必要な場合もあり、導入の難易度は若干高めです。
6.ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用
SEO外部施策において、ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用は非常に効果的な方法の一つです。
UGC(User Generated Content)とはユーザー自身が生成し共有するコンテンツで、次のようなものが含まれます。
・ソーシャルメディアへの投稿やシェア
・ブログのコメント
・掲示板やフォーラムの投稿
UGCのメリットは、ウェブサイトのコンテンツが自然に増え、多様なキーワードがサイトに組み込まれるため、検索エンジンによる評価が向上することです。
また、UGCはリアルタイムでユーザーの声が反映されるため、サイトの信頼性や参加意欲を高める効果もあります。
ブログのコメントなどは、迷惑メッセージの問題や運用が煩わしい場合もあるため、メリット・デメリットを把握したうえで導入を検討してみてください。
7.インタラクティブな記事作成
SEO外部施策の一環として、ブログやサイト運営においてインタラクティブな記事の作成が効果的です。
インタラクティブな記事とは、読者が参加や反応を促されるような内容を含む記事で、クイズ、アンケート、投票、インタラクティブなビジュアルコンテンツなどが含まれます。
先ほど紹介した診断コンテンツに似ており、読者の関与を高め、サイト上での滞在時間を延ばしたり、SNSシェアを促す効果があるでしょう。
これらも多少なりともプログラミングの知識が必要なケースもありますが、Wordpressのプラグインを使用すれば比較的容易に作れる場合もあります。
●ソーシャルメディア活用
8.SNSで定期的な投稿や記事告知
SEO外部施策として、ソーシャルメディアの活用は効果的です。
一番シンプルな活用方法として、SNSで定期的な投稿や記事の告知からウェブサイトへの訪問者数を増やすことができます。
SNSからリアルタイムでコンテンツを共有し、幅広い方々へ認知させると共に、バズることで大量の被リンクやアクセスに繋がるきっかけにもなるでしょう。
SNSでシェアされるためにはブログとSNSのアカウントを同一のブランド名(会社名、個人名)に設定するなど、相互に連携し合う「一貫性」も大切です。
9.キャンペーンやフリー戦略の活用
ソーシャルメディアを活用する方法の一つとして、キャンペーンやフリー戦略の活用があります。
フリー戦略とは、無料を活用したマーケティング手法で、次のような心理効果を活用しています。
・返報性の原理(無料でもらったら、お返しをしたい)
・一貫性の原理(無料でもらったら、続けて使いたくなる)
・ザイアンス効果(単純接触効果)
この戦略では、限定的なプロモーションや無料のサービス提供を通じてユーザーの関心を引き、ソーシャルメディア上での共有を促します。
たとえば、プロダクトの無料サンプルを提供するキャンペーンや、特定の期間限定でのサービス無料体験の設定などです。
これらの活動は参加者による自発的なシェアを促したり、シェアする代わりにコンテンツや商品の提供により、ウェブサイトへのトラフィック増加が期待できます。
さらに、キャンペーンが魅力的であるほどバイラルを引き起こしやすく、多くの新規ユーザーの獲得やブランド認知度の向上に繋がるでしょう。
このように、ソーシャルメディアを活用したキャンペーンやフリー戦略は効果的なSEO外部施策として非常に有効で、定期的な実施でサイトやサービスへの興味関心を維持し続けることができます。
出典::フリー戦略とは?無料から利益を生み出す4つのビジネスモデルと事例|Web活用術
10.新商品や記事のYouTubeライブ配信
自社の新商品や新規記事のYouTubeライブ配信も、外部施策として有効な手段の一つです。
ライブ配信ではリアルタイムで視聴者との対話ができるため、視聴者のチャットを見ながら関心を把握したり、関係性を高めることができます。
そのため、コンテンツのリーチと共にエンゲージメントが向上し、さらにはチャットを通じて視聴者からの直接的なフィードバックを得ることも可能です。
また、YouTubeは他のSNS(X)との相性もよく、拡散されやすい点でも有利に働くでしょう。配信されたコンテンツは流れていくXの投稿とは違い、後からでも視聴しやすいため、長期的にウェブサイトへのトラフィックを促進する効果も持続します。
11.インフルエンサーへの協力要請
インフルエンサーへの協力要請によって、ブログの知名度やアクセスアップなどに役立てることができます。
インフルエンサーとはX、InstagramなどのSNSで多くのフォロワーを持ち、その意見や活動が人々に大きな影響を与える人物を指します。
インフルエンサーの一つの目安はフォロワー数が1万人を超えたあたりで、記事のシェアから膨大なフォロワーに閲覧され、属性が合えば継続的なブログのファン獲得にも繋がります。
【インフルエンサーとの協業の事例】
・共同でブログを執筆し、インフルエンサーにシェアしてもらう
・有償でブログをシェアしてもらう
・商品を使用してもらいレビュー投稿を依頼する
・インフルエンサーのQ&Aセッションを開催し、内容をブログに投稿・シェアしてもらう
インフルエンサーに協力要請する際にはブログと同じジャンルや属性を持つ方を選び、協力する魅力やメリット、報酬など伝えることが重要です。
また、インフルエンサーと共に制作した記事コンテンツは彼らのフォロワーによって広く共有され、そこから被リンクが自然に増えてSEOにも良い影響を与えます。
インフルエンサーとの協力はいろんな形がありますが、いずれも効果的な外部施策の一つとして有効です。
12.ハッシュタグの活用
ソーシャルメディア活用の一環としてのハッシュタグの活用は、SEO外部施策においても有効です。
ハッシュタグの使用は、次のようなメリットがあります。
・同じテーマとして、自社ブログを見つけてもらいやすくなる
・ハッシュタグ経由でのアクセス総数が増える
・同じ趣味や興味を持つユーザーのアクセスが増える
・SNSのフォロワーも増えやすくなる
さらに、トレンドに合わせたハッシュタグを活用することで、その時点での話題性に乗じてより広範な認知を得る手段となります。
このように、ハッシュタグの効果的な活用はソーシャルメディアでの視認性を高め、SEO効果を向上させるために重要です。
13.ストーリーズ機能の活用
もしInstagramやFacebookをお持ちで、それらに対してSEO外部施策を行いたいのであればストーリーズ機能の活用も有効です。
ストーリーズは24時間で消えるため、お客様に「見逃したくない」と思わせる希少性があります。
限定セールの告知や新商品の速報など、期間限定の情報発信に適しているでしょう。
また、アンケートやクイズ、質問スタンプなど、お客様の反応を引き出すインタラクティブな機能が豊富なのも特長です。
双方向のコミュニケーションを通じてお客様との親密度を高められますし、InstagramやFacebookにブログへのリンクを貼っておけば、アクセス流入も見込めます。
ブランドの世界観を伝えたり、商品の使い方を紹介したりと、ストーリーズならではの表現を工夫してお客様との絆を深めていきましょう。
14.OGP(Open Graph Protocol)設定
OGP(Open Graph Protocol)を設定することで、サイテーション増加が見込めます。
OGPは、ソーシャルメディア上でシェアされる際のウェブページの見た目を整えるための技術です。
具体的には、ウェブページがソーシャルメディアにリンクされたときに表示されるタイトル、説明文、画像などを設定したものです。
この設定により、シェアされるコンテンツがより魅力的に見え、クリック率の向上やブランド認知度アップに繋がります。
●コンテンツマーケティング
15.ホワイトペーパーの公開
コンテンツマーケティングにおける効果的な外部施策の一つとして、ホワイトペーパーの公開が挙げられます。
ホワイトペーパーとは特定の問題解決や技術解説など、専門的かつ詳細な情報を提供する資料のことです。
良質な資料作成の公開は業界内での専門性と信頼性を示すことができ、読者によってSNSで拡散されやすくなります。
また、サイテーションの獲得や権威性向上にも繋がるため、出し惜しみをせず感動を与える高品質なホワイトペーパーを作成するとよいでしょう。
16.ebookの作成・公開
コンテンツマーケティングの一環として、ebookの作成・公開もSNSシェア獲得などに効果的です。
ebookは特定のテーマや問題に対して深い洞察を提供するデジタルフォーマットの書籍であり、ターゲットとする読者に価値ある情報を提供します。
このebookを無料または有料で提供することにより、ウェブサイトへの訪問者を増やすだけでなく、業界内での権威として立場を築くことも可能です。
ebookはダウンロードのために、ユーザーのメールアドレスなどの連絡先情報を求めたり、LINE登録が一般的です。
これによりリードジェネレーション(見込み顧客の獲得)に寄与し、後にフォローアップメールやマーケティングの施策にも活用できます。
また、良質なコンテンツであれば共有されることが多いため、自然なリンクビルディングにも効果的です。
17.YouTubeなど動画コンテンツ配信
YouTubeなどのプラットフォームを利用した動画コンテンツの配信も、外部施策として有益です。
動画は視覚的に魅力的で、情報を分かりやすく伝えられるため老若男女問わず視聴されやすいメリットがあります。
たとえばブログの内容をよりわかりやすくしたり、深堀りしてYouTubeで発信すると動画がシェアされやすいため、ソーシャルメディアでの拡散も期待できます。YouTubeの概要欄にブログリンクを貼っても、nofollow属性のため直接的な被リンク効果はありません。
しかし、リンク経由でウェブサイトへのアクセスが自然に増えたり、YouTube経由でブログのファンが増えるという意味で、SEOのメリットがあります。
18.ポッドキャスト運営
ポッドキャスト運営は、ターゲットオーディエンスとの新しい接点を創出し、深い関係を築く手段として効果的です。
ポッドキャストを通じて専門的な知識や最新のトレンド、業界のニュースなどを定期的に提供することで、リスナーとの信頼関係を構築し、ブランドの認知度を高めることができます。
さらに、ポッドキャストはソーシャルメディアや他のプラットフォームで簡単に共有できるため、ウェブサイトへの誘導や他のコンテンツへの興味を引き出すきっかけにもなります。
これにより、間接的にウェブサイトのSEOへの寄与が期待できます。
また、リスナーからのフィードバックを受け取るとコンテンツの質がさらに向上するので、ポッドキャスト運営は多方面にわたる利点を持つ施策です。
19.成功事例などケーススタディ公開
コンサルティングなどを提供する企業であれば、成功事例やケーススタディの公開はSEOと共に収益アップに有効な手法です。
成功事例やケーススタディを通じて具体的な成果や解決策を示すことができるので、自社製品やサービスの実用性と価値を明確に伝えられます。
また、見込み客や既存の顧客に対して信頼性と専門性をアピールするのに役立ち、さらには業界内での認知度を高める効果もあります。
具体的なデータや成果を含むコンテンツはSEOにおいて高く評価されるため、検索結果で上位に表示されやすくなります。
特にオリジナルで示唆を富む事例であればE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を高められると、サイト全体の評価向上にも繋がります。
20.最新ノウハウやニュースの配信
コンテンツマーケティングにおける重要な戦略の一つとして、最新ノウハウやニュースの配信があります。
ユーザーは常に最新の情報を求めており、ブログで特定の領域で話題性のあるコンテンツを配信することで、ウェブサイトへの訪問頻度を高めることができます。
また、最新のトピックスを扱うことで、ソーシャルメディアや他のプラットフォームで共有されやすくなり、それがウェブサイトの露出増加にも繋がります。
ただし、ニュースはお金や健康などYMYL(Your Money or Your Life)領域に該当するため、内容の充実と正しい情報発信が必要です。
●メディア露出と被リンク獲得活動
21.アウトリーチ施策
アウトリーチはSEOの外部施策として、重要な役割を果たします。
具体的には、自社のコンテンツやサイトに関連するトピックを扱っているサイト運営者やインフルエンサーなどに対して、メールやSNSなどを通じて積極的に働きかけを行います。
目的は相手との関係性を構築し、最終的にはリンクを獲得することです。
ただし、単刀直入に「リンクを貼ってほしい」とお願いするのではなく、まずは関係構築を重視しつつ、相手にとってもメリットのあるwin-winの関係を築くことが大切です。
またアウトリーチを行う際は、目標の設定や事前の綿密なリサーチ、相手に合わせたアプローチ方法の検討が欠かせません。
22.新製品やサービスの告知
メディア露出と被リンク獲得活動において、新製品やサービスの告知は効果的な手段です。
新製品やサービスを市場に導入する際、プレスリリースを通じてその情報を広く伝えることで、多くのメディアや関連ウェブサイトがそのニュースを取り上げ、ウェブサイトへのリンクを含む記事への掲載が期待できます。
このような外部からのリンクはウェブサイトの信頼性と権威を高めることに寄与し、検索エンジンのランキングを向上させる効果があります。
また、関連性の高い業界のメディアやインフルエンサーに情報が届けばターゲットとする顧客層に直接アプローチができるので、ブランド認知度の向上にも繋がります。
そのため、新製品やサービスの告知は、外部施策における重要な戦略の一つとなります。
23.メディアパートナーシップ
メディアパートナーシップは、SEO外部施策を効果的に進める上で有効な手段です。
メディアパートナーシップとは関連性の高いメディアや業界内で影響力のある出版物と協力関係を築くことで、自社のコンテンツやニュースを広範囲に露出させることを指します。
また、これらのメディアからの被リンクを獲得できるとともに、ウェブサイトの信頼性と権威を高められるため、SEOの観点からも大きなメリットをもたらします。
定期的に質の高い被リンクを獲得できるだけでなく、ターゲットオーディエンスに対して自社の存在を効果的にアピールできるのです。
24.プレスリリースの配信
メディア露出と被リンク獲得のための有効な手法の一つに、プレスリリースの配信があります。
プレスリリースは新製品の発売、企業の重要な発表、イベントの開催など、ニュース価値のある情報をメディアに対して広く伝える方法です。
このリリースが多くのメディアに取り上げられることで、自社のウェブサイトへの被リンクが増え、SEOの観点から見ても効果的です。
有名なプレスリリース配信サービスは、例えば以下の3社が挙げられます。
・PR TIMES(国内シェアNo.1)
・@Press(配信先メディアリストを作成してくれる)
・ValuePress!(登録企業数が50000社以上)
配信されたプレスリリースが多くのメディアに掲載されればされるほど、それだけ多くの被リンクを獲得でき、検索エンジンにおけるウェブサイトの評価が向上します。
●ローカルSEOの強化
25.Googleビジネスプロフィールの最適化
ローカルSEOの強化において、重要な一手段がGoogleビジネスプロフィールの最適化です。
Googleビジネスプロフィールが地域検索におけるビジネスの可視性を大きく向上させるためです。
適切に最適化されたプロフィールは、関連するローカルキーワードで検索された際に、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。
Googleビジネスプロフィールの具体的なやり方としては、次のような情報を正確かつ詳しく入力することが重要です。
・事業所の名前
・住所
・電話番号
・営業時間
・サービス内容
・顧客レビュー
また、魅力的な写真や動画を追加することでプロフィールの魅力を高め、潜在的な顧客の興味を引くことができます。
26.ローカルイベントへの参加
ローカルSEOの強化のためには地域社会との関わりが重要で、特にローカルイベントへの参加はその効果的な方法の一つです。
地元のイベントに参加することでビジネスを地域社会に紹介し、地元の人々と直接的な関係を築くことができます。
これにより、地域に根ざしたウェブサイトの信頼性と認知度が向上します。
さらに、イベントへの参加を通じて得られる様々なローカルなコンタクトは、地元メディアや他の地域事業者からの言及やリンクを促すことができます。
27.地元メディアや団体との連携
ローカルSEOの強化において、地元メディアや団体との連携は効果的な方法です。
連携することで地域に根ざしたコンテンツが増え、地元のユーザーからの信頼と関心を得ることができます。
地元の新聞社やラジオ局、地域団体とのパートナーシップを組むことで、イベントの宣伝や特集記事の掲載などが行え、それが自然な形でウェブサイトへのリンクに繋がります。
このような地元密着型のコンテンツは地域コミュニティにおけるウェブサイトの認知度を高め、Googleなどの検索エンジンが地域関連の検索結果で優先的に表示されやすくなります。
28.業界関連フォーラムへの参加
ローカルSEOの強化のための具体的な方法として、業界関連フォーラムへの参加が挙げられます。
業界関連フォーラムは、特定の業界や分野に特化したオンラインコミュニティであり、そこでの活動は自社の専門性と認知度を高める絶好の機会です。
フォーラム内で積極的に情報を共有し、質の高い議論に参加することで、自社のウェブサイトへのリンクを貼ってもらえる機会を得ることができます。
29.レビューへの回答
ローカルSEOの強化において、レビューへの回答は重要な施策の一つです。
地域に密着したビジネスでは、顧客からのレビューが信頼性や地域コミュニティ内での評判を形成する重要な要素となります。
企業が顧客のレビューに積極的に応答することは顧客サービスへの真摯な姿勢を示し、新たな顧客の信頼を得るための効果的な方法です。
レビューへの返答には感謝の意を示し、問題があった場合は素直に受け止めつつ解決策を提案すること、さらには積極的なフィードバックを求めましょう。
外部施策を万全にして上位表示を狙おう!
SEO外部施策は、ブログ運営、ソーシャルメディア活用、コンテンツマーケティング、メディア露出、ローカルSEOなど多岐にわたります。
外部施策においても質の高いコンテンツ配信をしつつ、SNSなどのソーシャルメディアをフル活用したりアウトリーチ施策を行うなど、戦略的に取り組むことが重要です。
これにより、自然な被リンクを獲得し、ブランドの認知度とウェブサイトの権威を高めることができます。
一方で、ブラックハットSEOなどペナルティとなる不適切な手法は避け、ユーザーに価値を提供する真摯な姿勢が肝心です。
外部施策を適切に実施することで、検索エンジン上での高い評価とユーザーからの信頼を得られるので、内部施策と併せて実施しましょう。
ライタープロフィール
神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長
創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。