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企業の85%がビデオマーケティング戦略の成功を実感

コンテンツマーケティング

昨今、マーケティングリサーチに関する豊富なデータが容易に見つけられるようになった。
だが現代人は、すべてのデータをチェックできるほど暇を持て余してはいない。
そこで今回の記事では、ビデオマーケティングに関する重要なトレンドデータをシェアしたい。

企業の85%がビデオマーケティング戦略の成功を実感

Ascend2によるビデオマーケティング戦略の調査によると、戦略上最も重要な目標は、ブランド認識度の向上との回答が一番多かった。
他にもオンラインエンゲージメントの向上やカスタマー教育の改善、リードジェネレーションが重要な目標としてあげられた。
それらの目標を達成するためにビデオマーケティングが大いに役立っているとの回答は25%で、ある程度成功に貢献しているとの回答は60%だった。
つまり合計85%の企業が、ビデオマーケティングの効果を認めている。残りの15%はビデオマーケティングの成功を目指して苦労しているようだ。  ビデオマーケティングの成功の障壁とは何か?同じくAscend2によると、ビデオマーケティング戦略にとってチャレンジとなるのが、効果的な戦略不足だと48%が回答した。それ以外にも、競争力のあるコンテンツ不足や適正な予算不足、生産リソースの不足などの回答があった。調査対象の半数以上が、製品のメリットのデータ、説明、チュートリアル、デモなどのビデオが、最も効果の高いタイプのコンテンツだと回答している。また、最も作成が難しいタイプのコンテンツはとの問いに、カスタマーからの製品に対する意見やレビュー、ケーススタディとの回答が多かった。  最も効果的なビデオと、最も難しいビデオのタイプの比較では、説明やチュートリアルコンテンツは作成が難しいとの回答より、効果的との回答が約2倍多かった。逆にプロジェクトレビューやケーススタディは、難しいとの回答が効果的との回答より大幅に多かった。  希望の持てるデータとして、ビデオマーケティングの効果が高まっているとの回答が87%もあり、その内43%は急激に高まっていると感じている。さらに、ビデオマーケティングの予算が増えているとの回答は69%で、その内18%は大幅に増加しているが、51%はわずかな増加にとどまっている。

ビデオマーケティングトレンドをフォローする重要性

オンラインのビデオマーケティングの環境は、劇的に変わりつつある。そのため定期的に最新のマーケティング手法やトレンドを追いかけることが、知らないことによる恐れから免れるために重要になる。
さらに新たなチャンスが訪れたときに乗り遅れないためにも、最新トレンドに応じた戦略を練り、未来のリサーチにおいて成功を大いに実感する企業のひとつとして名を残したい。

ライタープロフィール

神澤 肇(カンザワ ハジメ)
リボンハーツクリエイティブ株式会社 代表取締役社長

創業40年以上の制作会社リボンハーツクリエイティブ(RHC)代表。
企業にコンテンツマーケティングを提供し始めて約15年。
数十社の大手企業オウンドメディアの企画・制作・運用を担当。
WEBを使用した企業ブランディングのプロフェッショナル。
映像業界出身で、WEB、紙媒体とクロスメディアでの施策を得意とする。
趣味はカメラとテニス、美術館巡り、JAZZ好き。